TPPでコケたので、またも「新しい判断」が必要ですね。

アメリカのTPP離脱決定(日本時間2017年1月22日)。これで発効のめどが立たなくなった。この数年間の時間とコストの無駄遣いは一体誰の責任?このことが十分予測されたのに、TPP(環太平洋経済連携協定)批准の内容が決議違反と騒がれながらも政府は強行採決した。(2016年11月4日) また得意の「数の力」の横暴だった。国会質疑では野党議員の質問にはごまかしと逃げばかり。資料を請求すれば誰かの腹の中と一緒で真っ黒け。メリットもデメリットも明らかにしないまま、ここでもアメリカヨイショファーストをやってきた安倍政権。なのにそのアメリカ(トランプ)が「俺、やっぱりやめたぞ」だって。いつまでも「道半ば」のアベノミクスを何とかしたくて土俵際で粘っていたのに。こうなったら、押し出されないようにまたもお得意の「新しい判断」を持ち出して、間に合わせの突貫工事で土俵を広げちゃうんでしょう。